猫とギター Lyrics & Tabs by D.W.ニコルズ
猫とギター
guitar chords lyrics
海辺にあるボロボロのベンチに腰掛けて
誰に聴かせるでもなく ボクはギターを弾いてる
遠くに見える江ノ島はあいかわらずクジラみたいだ
風に飛ばされそうになって 帽子をポケットにしまう
誰かが近づいて来たぞ ランニング姿のじいさんだ
台風に備えてボートを岸に寄せたいらしい
もう一人いたおじさんと三人で力を合わせて
重たそうなボートは案外 簡単に動いた
おかしな充実感を得て 小走りでベンチに戻る
お礼を言われて照れくさくて 少しだけ笑った
あぁ ボクももっと素直に誰かに
力を貸してくださいと言えたらいいのになぁ
あぁ ボクはいらねぇとこばっか器用で
ここぞという時にはいつもかっこつけるだけです
海辺にあるボロボロのベンチに腰掛けて
あぁ ボクはいらねぇとこばっか器用で
ここぞという時にはいつもかっこつけるだけです
海辺にあるボロボロのベンチに腰掛けて
誰に聴かせるでもなく ボクはギターを弾いてる
気付いたらおまえが足元でボクを見上げてた
悪いがお前が食べられるようなものは持ってないよ
ボクの言葉を無視して そいつはベンチに飛び上がって
知り合ったばかりのボクのヒザの上で寝始めた
ボクはどちらかと言えば犬派なんだけどなぁ…
オスだかメスだか知らないが なんだかお前が好きだ
突然お前は起き上がって 隣に置いてあるギターに
寄り添って一緒に寝始めた 全く気の多いやつだ
あぁ ボクももっと無防備に誰かに
愛されたいと甘えて眠れたらいいのになぁ
あぁ ボクはいらねぇとこばっか器用で
ここぞという時には いつもかっこつけるだけです
かっこつけるだけです
あぁ ボクももっと素直に誰かに
力を貸してくださいと言えたらいいのになぁ
あぁ ボクはいらねぇとこばっか器用で
ここぞという時にはいつもかっこつけるだけです
あぁ ボクももっと無防備に誰かに
愛されたいと甘えて眠れたらいいのになぁ
あぁ ボクはいらねぇとこばっか器用で
ここぞという時には いつもかっこつけるだけです
かっこつけるだけです
かっこつけるだけです
海辺にあるボロボロのベンチに腰掛けて
隣で寝てる猫とギターを日が暮れるまで見ていた