妖語 Lyrics & Tabs by 己龍
妖語
guitar chords lyrics
今にして思えば全てが
愚の骨頂に何も相違無く
信じる心の無意味さを
味わえどソレは限りなく無味
順風満帆にも見えた…
泥に塗れているとも知らず
幸の温もりに浮かれてた…
冷めた澱みに沈むとも知らず
欺くか欺かれるか…
二つに一つが現世を映す性か
痛いよ…痛いよ…
骨が軋む音に混ざる悲鳴が
獄炎にかき消されていく
気付(きづ)いて…気付いて…
「ワタシ」はここにいる…
獄炎にかき消されていく
気付(きづ)いて…気付いて…
「ワタシ」はここにいる…
涙の溶けたソレが
語る妖語
嘆く「ワタシ」を眺めては
喉を鳴らしている「アナタ」
歪に笑う面を被る
ソレを「アタシ」だと知ってか
一つ二つと進む刻…
化けの皮を剥がれたのは
「ワタシ」でも「アタシ」でもなく
信(しん)じていた「アナタ」でした
欺くか欺かれるか…
二つに一つの現
「アレもコレも全てが勘違いだった」と
刻まれて行く中で思い知りました
暗いよ…暗いよ…
重ね過ぎた朱が奪い去った…
光も影も…何もかも…
助けて…助けて…
上の空の「アナタ」 舌舐りが
最後に見せてくれた景色
痛いよ…痛いよ…
骨が軋む音に混ざる
悲鳴が獄炎にかき消されていく
気付いて…気付いて…
「ワタシ」はここにいる…涙の
溶けたソレが語る妖語
今にして思えば全てが愚の
骨頂に何も相違無く
信じる心の無意味さを
味わえどソレは限りなく無味
馬鹿故に化かされていても、
認められぬのは絵空事
骨も残らぬ
お粗末様 無味に終わる